ロータスヨーロッパ シリーズ1 /Type46 (Fujimi 1/24)製作編
はじめに
予告編で紹介した3+1キットの中から、まずFujimiのスペシャル(Type74)をシリーズ1に改修して製作します。
左の画像は、オートスポーツ誌の1967年7月号(60年近く前・・・)に掲載された記事の一部です。マトラ(Djet)やランボルギーニ(Miura)は例外として量産市販車としては史上初のミッドエンジン・スポーツカーだと書かれています。
モータースポーツ専門誌が市販車を紹介するのは例外的で、それはやはり「初のミッドシップロードカー」であることと「ロータス」が作ったことが大きく影響してのことでしょう。
届いたフジミのキットをチェック
性懲りもなく今度は、クラウン、フジミ、タミヤのキットを並べて比較してみました。
(ディテールの正確さとは別に、電池ボックスのせいでノーズが盛り上がり、何だかアルピーヌみたいに見えるクラウン版もカッコイイです。)
事前に調べた通り、同じスペシャルながらフジミのキットはタミヤ版に比べヘッドライトの開口部が小さく、Type46/54への改修が容易なイメージです。
ただし横から見た際のヘッドライトの高さはほぼ同じで、裏側をパテで裏打ちし削り込んでライト位置を低くする作業量は同じようですね。
このヘッドライト部分の他、リア左右にバーティカルフィンを立てたり、サイドシルの形状変更やテールライトの変更などボディの改修がキット製作の主な内容になりますので、前2作のように時間がかかることは無いものと目論んでいます。
あと、悩んでいるのは「細いタイヤ」がまだ見つけられていないことでしょうか。ノーマルのヨーロッパ・シリーズ1に太いタイヤは絶対に不釣り合いなのですが、最悪はまたまた(ちょっと細すぎる?)セブンのタイヤを使うことになるのかな?。
それでは、ボディの改修がある程度進んだら更新します。
(2025年11月14日)
やはり甘くはなかった

(作業は面倒ですが「やっぱりヨーロッパはこうでなくちゃ!」と、独りよがりな自己満足を得るだけの価値は十分にあると断言できます。)
まだヘッドライト周りとサイドシルの形状変更の作業を初めたばかりなのですが、最初に考えたほど簡単ではありませんでした。
上の画像は、左(画像だと右)のライト位置の変更をいったん終えた際のもので、何とか2mm弱ほどライトを下げることができました。
まずライト周りの上下をエポパテで裏打ちし、乾燥後に神ヤスと棒ヤスリでゴシゴシ、ガリガリ、削りすぎだけはしないよう何回も仮組みをしながらの繰り返しです。「どうしてこんなメンドクサイ作業に手を出すんだ!」と呟きながらの作業ですが、キットが無いんだからしょうがありません。
これから反対側の作業に入りますが、今度は左右のバランスが大事になります。それが終われば、実車(画像)のようにライトケース周りを楕円形に整える作業が続きます。(これも微妙に難しそうです。)
次回は、上記の作業と(出来れば)サイドシルの修正が終わった時点で更新の予定です。
(2025年11月17日)
ヘッドライト周りとサイドシルの修正
左右のヘッドライトの位置を下げ終わり、続いてライトケースの形を砲弾型から楕円形に修正します。
ここはまさに顔の部分、おろそかにはできません。楕円部分の追加方法をどうするか大分悩みましたが、一見パテでの造形が楽そうなのですが、ライトのパーツを付けたり外したりしている内に絶対ポロッと欠けそうです。
そうなるとプラ板を切り出して接着するしかありません。
まず0.5mm厚のプラ板をプラ棒に巻きつけてクセを付けた後、タミヤのデカールバサミを使って曲線状に切り出してみましたが案外うまく行き、1回の失敗だけで左右2箇所ずつ、4枚のプラ板のキレハシを切り出せました。
あとは流し込み接着剤を使って接着し、今度は4mm径のプラ棒に両面テープを使ってサンドペーパーを巻きつけ、上下左右のバランスに気をつけながら形を整えました。(上の画像は片側を整形し終えた状態のものです。)
次はドアの下側、サイドシルの整形です。
左は、「LE VOLANT Web」サイトへのリンク画像です(撮影:前田恵介様)。
この画像のとおり、シリーズ1はサイドシルがボディ底面に向かって緩やかに絞り込まれ、さらにリアに向かって反り上がり、バンパー底面のラインと同一線上に繋がっています。
対してスペシャルの方は、絞り込みが無くなってラインは水平になったうえ、オマケにスカートまで付いています。 現代風になったと言えばそうかもしれませんが、私には「なんだかなあ」にしか見えません(笑。
この修正については、まずシャーシ側の幅を狭くして絞り部分の幅を稼ぎ、逆にボディ側は厚みを増して削りながら絞り込むしか方法はありません。実際にはシャーシの左右(とインナーフェンダー下側)をそれぞれ2mm強削り落とし、ボディのサイドシル部分は1.2mm厚のプラ板でエポキシパテをサンドイッチし、2mm弱ほど厚くしました。

右側が修正後。(左の修正前の画像は、既にサイドスカート上側のリブを削り落とした状態です。)
あとはガシガシと削り込んでいくだけです。
本当はもう少し絞り込みたかったのですが、これ以上やるとシャーシをボディ側にはめ込むのが無理と言うか、ボディ側にかなりの歪みが必要になり、ボディや塗装が割れそうでコワかったので止めました。
ここでいったん今までの成果を。

(少し上の方の画像と比べれば分かるかもしれませんが、バンパーの下側についても角ばっていたラインを丸く削り込みました。)

(どうにか「出目金」さんを、原初のヨーロッパの端正な姿に戻せたのではないかと思います。)
今回はここまでです。
残るボディの修正ポイントは2つ。リアのバーティカルフィンの追加と、テールランプの変更を伴うリアエンドの修正です。
(あ、もう一つありました。ドアノブの加工です。)
(2025年11月25日)
