BRM・P57(Wills Finecast 1/24)製作編
塗装(後半)

( 試行錯誤した調色の結果、先のページの1/18モデルに近い色味となりました。 )
塗装の合間に、キットのブランド(Wills Finecast / Autokit Ltd.)について調べる時間があって見つけたのが左の写真です。
時は1963年のクリスマス、妻からもらったプレゼント(今回のキットの完成品、スタックパイプであることから62年型)を手にとってご満悦のグラハム・ヒル本人。そして妹のブリジットと一緒に写る左側の坊や、彼こそ33年後(1996年)に史上初めて親子2代のワールドチャンピオンになるデイモン君なんですよね。
そしてキットの初出が1962年であることもわかりました。
さらに「south eastern finecast」のページのストアを奥まで覗くと、なんとこのキット今でも販売されているんですね! 私のキットと違って、62年型と63年型が別商品となっていますが、それぞれ70.83ユーロ(時価約12,500円)で販売されています。つまり私が作っていたのは現行キットだったんです。これには驚きました。
エアインテークの追加
塗装とは関係ありませんが、キットで省略されているものにボディの両サイドにあるエアインテークがあることはわかっていましたが、ここはそのままにするつもりでいました。

( 横から見たときにコレがないと、やっぱり物足りないかなあ? )
そしてサフを吹いて車体の輪郭がはっきりしたところで「出来るかどうかやってみるか!」となったんですね。

( 右に見える四角いパーツはイグナイターのボックス、中央は穴が空いているだけだったので1.5mm径のアルミ棒を加工して大型トランジスタをでっちあげました。 )
まず最初に必要なのは、ボディサイドの形状に合わせて1.2mm厚のプラ板を湾曲させることですが、1.2mm厚となると中々手強く、ドライヤーの熱風や熱湯を使って何とかクセを付けることだできました。それを2枚重ねて接着し、あとはひたすら三方を削り込み、一方は内側を彫り込んで完成させます。
仮付けしただけでは何とも言えませんが「取って付けた感」が強くなければ採用することにします。
下地塗装
メタリックの入った塗料を塗るため、前作のインパラ同様にクレオスのウイノーブラックを使って下地塗装したんですが、結果は失敗!ハンドピースの調整不足でかなり酷い砂吹きになってしまいました。


( 開封直後の画像と比較、何だかんだでここまで来るのに3ヶ月近くかかってしまったけど、愉しかったですね。 )
本番塗装
ボディカラーについては前回の最後に記した通りですが、前作インパラを塗った際に余った塗料をベースに、クレオスの「スーパーファインシルバー2」と「色の源シアン」を継ぎ足し、さらに「ウイノーブラック」と「色の源イエロー」をチョイ足して調色、ハンドピースも簡易分解して丁寧に清掃後、3回ほど試し吹きして調整しました。そして塗装した結果が下の画像です。

( ノーズのオレンジ色が何故かつや消し風になってしまったのは謎です。まあ上からクリアを塗るので特に問題ないですけど・・・ )
基本となるメタリックグリーンが乾燥した後、ノーズに「オレンジ」を、ミラーにガイアの「プレミアムミラークローム」を塗っています。特に柚子肌にはなってなさそうなので一安心ですね。
今回はここまで、この後はデカールの自作と貼り付け、そしてクリアコートです。デカールはたったの2種類、ひとつはノーズのBRMのエンブレム、実寸で直径3mmくらいなのですが、外周は白い余白があり、パンチを使って切り出すのに何度失敗するのか想像もできません(笑。
もうひとつはカーナンバー、今回は「1」にします。これは白いデカールから切り出す予定です。
(2026年10月4日)
